昨日のトリココンのレシピの採用基準を書いていきます。
が、まず採用しなかったカードについて書いていきます。
【中略、雲散霧消など打ち消し呪文】
環境に《ロクソドンの強打者》などの打ち消されないサイクル、そもそもクリーチャーであれば《魂の洞窟》によって打ち消せないなどの可能性を秘めていながらも打ち消し呪文はやはり強力です。
ではなぜ1枚採用しなかったのか、それは奇跡やPWによってそーサリータイミングで大きな動きをとることが多いデッキだからです。
つまり打ち消しを構えず、マナを大胆に使って動いていくのが基本の動きとなります。というわけで、打ち消し呪文の採用は見送ってみました。
【忘却の輪、拘留の宝球】
ボーラスの占い師、瞬唱の魔道士とそもそも相性が悪かったりしますが、それを踏まえてもなんでも除去できるカードは強力です。
これらを採用しなかったのは、ソーサリーインスタントの割合を少しでも増やしたかったというよりは、ソーサリーインスタントを減らしすぎないためです。ジェイス、タミヨウ等のPW、ルーン唱えの長槍などと比較して5~6枚くらいしか最大で採用できるスペースがないので、今回は見送りました。
またこれらのカードは万能パーマネント除去であることが利点ですが、突然の衰微などのこれらに対抗するカードが以前の環境より増えたことと、火力では除去できない割りたいアーティファクト、エンチャントがあまり環境に存在しません。なので、火力と比較した場合、むしろソーサリータイミングでしか行動できないことがデメリットになってきます。そのため、今回は不採用にしました。
これらについていろいろ意見あると思うんですけど、まだまだ調整の余地はあると思いますし、正解は分からないのでいろいろ試している段階です。ただ、世間的にこれが強いと言われているから採用とかよりも、私としては自分で考えた結論を通したいかなと思っていますけど。コメントは大歓迎です…!(^-^)
前置きが長くなりましたがメインについて語ります。
【メインボード】
3《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》
ブロックの要。思考掃きからクリーチャーが落ちた場合このカードでおいしくいただけます。
タミヨウのマイナス能力との相性もよく、クロックは小さいですが、ドローが増えるのはおいしいです。
4《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4《修復の天使/Restoration Angel》
少し前に記事で書きましたが、この3つのカードを主軸にアドバンテージを稼いでいきます。
以前はこれに《ルーン唱えの長槍》をつけてフィニッシャーにして殴っていたんですが、長槍はアクションがもっさりしていて、今の早い環境には適していないと感じ、長槍は外しました。
《聖トラフトの霊》のようなすさまじいクロックを刻むクリーチャーがいるわけでもないので、これは良いかなと思います。
2《火柱/Pillar of Flame》
個人的にカードパワーが不足しているかなという気がしてならないカード。最初は4枚でしたが、半分抜けていきました。前環境はけっこうタフネスの低いクリーチャーが多かったのですが、環境が整うにつれてタフネス3以上がけっこう増えているため、手札で腐ってしまうことも多い気がしています。同じ理由で、《イゼットの魔除け》も不採用。
かといって、1マナ除去がこれしかないので、序盤を安定させるために保険として2枚の採用しました。
4《思考掃き/Thought Scour》
瞬唱とムーアランドの餌撒きと占い師の確立上昇目的。
3《灼熱の槍/Searing Spear》
今の除去で1番強いと思います。4枚採用もありだと思います。
ほとんどの序盤クリーチャーがタフネス3以下ですし、《オリヴィア・ヴォルダーレン》や《情け知らずのガラク》や《地下牢の霊》などの中盤のクリーチャーもものによっては焼けます。
占い師ブロックからの灼熱の槍でタフネス4の《ロクソドンの強打者》にも一応対抗できるのがありがたい。
2《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
確かにモードがたくさんあって腐りづらく強いんですが、相手に分かりやすく警戒されるカードなので、あまり枚数を採用すると事故につながるので、このくらいの枚数にしました。1枚見せれば相手はこのカードを意識してくれるので2枚で充分かなと思います。
2《至高の評決/Supreme Verdict》
《銀心》や《シガルダ》や《天使への願い》みたいな火力で対処できないカードに対して。
3《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned》
このカードは前環境ではウイニーに強いカードだったんですが、今はむしろコントロールに強いカードだと思っています。
理由は、コントロールが昔より小粒のクリーチャーを多く採用していることと、PWの数が比較的増えてきたことです。
とりあえず奇跡で発動すれば安定して強く、素打ちでも後半強いので、頼りになります。
2《天使への願い/Entreat the Angels》
思ったより全然強かったカード。奇跡で強いのはあたりまえなんですが、素打ちでも意外と7マナは溜まり、4/4飛行が2体もでれば上出来です。5マナ4/4飛行1匹は少し寂しいかもです。
3《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》
今のところ-2能力がやっぱり強いですね。ってくらい。
言うほどまだ強くない。もうちょっと使ってみます。
2《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》
思ったより全然強かったカード2。怨恨に対する解答になります。また、スラーグ牙などを止められるのもありがたいです。
【サイドボード】
2《火柱/Pillar of Flame》
対ゾンビ
1《至高の評決/Supreme Verdict》
対白緑ビート
2《墓場の浄化/Purify the Grave》
対ゾンビ、対リアニメイト
1《中略/Syncopate》
2《雲散霧消/Dissipate》
対コントロール、対リアニメイト
1《思考閃光/Thoughtflare》
このカードは相手がコントロールであれば、かなり強いです。4枚もひけるのでだいたい、なにかしらその場の解答をひっぱってこれます。《ジェイスの創意》よりも使いやすいかもしれない。
1《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》
相手のタミヨウ撃退用。
というか、PW撃退用。
サイド後だと、相手はコントロールに強いPWなどのカードを採用してくるので、そこを突きます。
ただしセレズニアチャームで除去されるので、一応注意が必要です。
2《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
対トークン
実は対白緑や対青白もこのカードできます。相手の怨恨に耐性ができて耐久力があがり、相手の《天使への願い》への解答にもなります。
また、相手が《忘却の輪》系列のエンチャント除去を使ってきた場合、だいたいこのデッキだと対象が《修復の天使》かPWなので、超過でいっぺんに戻してやり、そのままPWのマイナス能力でアドバンテージをとり、いっきに勝負を決められます。
また、言うまでもないですが普通に超過で使えばフィニッシャーにもなりますね。
2《隔離する成長/Sundering Growth》
1《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》
わりとなんとなくで突っ込んでみました。
以上です。
何かしらデッキ制作の参考になれば、私としても嬉しいです・・・!
が、まず採用しなかったカードについて書いていきます。
【中略、雲散霧消など打ち消し呪文】
環境に《ロクソドンの強打者》などの打ち消されないサイクル、そもそもクリーチャーであれば《魂の洞窟》によって打ち消せないなどの可能性を秘めていながらも打ち消し呪文はやはり強力です。
ではなぜ1枚採用しなかったのか、それは奇跡やPWによってそーサリータイミングで大きな動きをとることが多いデッキだからです。
つまり打ち消しを構えず、マナを大胆に使って動いていくのが基本の動きとなります。というわけで、打ち消し呪文の採用は見送ってみました。
【忘却の輪、拘留の宝球】
ボーラスの占い師、瞬唱の魔道士とそもそも相性が悪かったりしますが、それを踏まえてもなんでも除去できるカードは強力です。
これらを採用しなかったのは、ソーサリーインスタントの割合を少しでも増やしたかったというよりは、ソーサリーインスタントを減らしすぎないためです。ジェイス、タミヨウ等のPW、ルーン唱えの長槍などと比較して5~6枚くらいしか最大で採用できるスペースがないので、今回は見送りました。
またこれらのカードは万能パーマネント除去であることが利点ですが、突然の衰微などのこれらに対抗するカードが以前の環境より増えたことと、火力では除去できない割りたいアーティファクト、エンチャントがあまり環境に存在しません。なので、火力と比較した場合、むしろソーサリータイミングでしか行動できないことがデメリットになってきます。そのため、今回は不採用にしました。
これらについていろいろ意見あると思うんですけど、まだまだ調整の余地はあると思いますし、正解は分からないのでいろいろ試している段階です。ただ、世間的にこれが強いと言われているから採用とかよりも、私としては自分で考えた結論を通したいかなと思っていますけど。コメントは大歓迎です…!(^-^)
前置きが長くなりましたがメインについて語ります。
【メインボード】
3《ムーアランドの憑依地/Moorland Haunt》
ブロックの要。思考掃きからクリーチャーが落ちた場合このカードでおいしくいただけます。
タミヨウのマイナス能力との相性もよく、クロックは小さいですが、ドローが増えるのはおいしいです。
4《ボーラスの占い師/Augur of Bolas》
4《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4《修復の天使/Restoration Angel》
少し前に記事で書きましたが、この3つのカードを主軸にアドバンテージを稼いでいきます。
以前はこれに《ルーン唱えの長槍》をつけてフィニッシャーにして殴っていたんですが、長槍はアクションがもっさりしていて、今の早い環境には適していないと感じ、長槍は外しました。
《聖トラフトの霊》のようなすさまじいクロックを刻むクリーチャーがいるわけでもないので、これは良いかなと思います。
2《火柱/Pillar of Flame》
個人的にカードパワーが不足しているかなという気がしてならないカード。最初は4枚でしたが、半分抜けていきました。前環境はけっこうタフネスの低いクリーチャーが多かったのですが、環境が整うにつれてタフネス3以上がけっこう増えているため、手札で腐ってしまうことも多い気がしています。同じ理由で、《イゼットの魔除け》も不採用。
かといって、1マナ除去がこれしかないので、序盤を安定させるために保険として2枚の採用しました。
4《思考掃き/Thought Scour》
瞬唱とムーアランドの餌撒きと占い師の確立上昇目的。
3《灼熱の槍/Searing Spear》
今の除去で1番強いと思います。4枚採用もありだと思います。
ほとんどの序盤クリーチャーがタフネス3以下ですし、《オリヴィア・ヴォルダーレン》や《情け知らずのガラク》や《地下牢の霊》などの中盤のクリーチャーもものによっては焼けます。
占い師ブロックからの灼熱の槍でタフネス4の《ロクソドンの強打者》にも一応対抗できるのがありがたい。
2《アゾリウスの魔除け/Azorius Charm》
確かにモードがたくさんあって腐りづらく強いんですが、相手に分かりやすく警戒されるカードなので、あまり枚数を採用すると事故につながるので、このくらいの枚数にしました。1枚見せれば相手はこのカードを意識してくれるので2枚で充分かなと思います。
2《至高の評決/Supreme Verdict》
《銀心》や《シガルダ》や《天使への願い》みたいな火力で対処できないカードに対して。
3《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned》
このカードは前環境ではウイニーに強いカードだったんですが、今はむしろコントロールに強いカードだと思っています。
理由は、コントロールが昔より小粒のクリーチャーを多く採用していることと、PWの数が比較的増えてきたことです。
とりあえず奇跡で発動すれば安定して強く、素打ちでも後半強いので、頼りになります。
2《天使への願い/Entreat the Angels》
思ったより全然強かったカード。奇跡で強いのはあたりまえなんですが、素打ちでも意外と7マナは溜まり、4/4飛行が2体もでれば上出来です。5マナ4/4飛行1匹は少し寂しいかもです。
3《思考を築く者、ジェイス/Jace, Architect of Thought》
今のところ-2能力がやっぱり強いですね。ってくらい。
言うほどまだ強くない。もうちょっと使ってみます。
2《月の賢者タミヨウ/Tamiyo, the Moon Sage》
思ったより全然強かったカード2。怨恨に対する解答になります。また、スラーグ牙などを止められるのもありがたいです。
【サイドボード】
2《火柱/Pillar of Flame》
対ゾンビ
1《至高の評決/Supreme Verdict》
対白緑ビート
2《墓場の浄化/Purify the Grave》
対ゾンビ、対リアニメイト
1《中略/Syncopate》
2《雲散霧消/Dissipate》
対コントロール、対リアニメイト
1《思考閃光/Thoughtflare》
このカードは相手がコントロールであれば、かなり強いです。4枚もひけるのでだいたい、なにかしらその場の解答をひっぱってこれます。《ジェイスの創意》よりも使いやすいかもしれない。
1《雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite》
相手のタミヨウ撃退用。
というか、PW撃退用。
サイド後だと、相手はコントロールに強いPWなどのカードを採用してくるので、そこを突きます。
ただしセレズニアチャームで除去されるので、一応注意が必要です。
2《サイクロンの裂け目/Cyclonic Rift》
対トークン
実は対白緑や対青白もこのカードできます。相手の怨恨に耐性ができて耐久力があがり、相手の《天使への願い》への解答にもなります。
また、相手が《忘却の輪》系列のエンチャント除去を使ってきた場合、だいたいこのデッキだと対象が《修復の天使》かPWなので、超過でいっぺんに戻してやり、そのままPWのマイナス能力でアドバンテージをとり、いっきに勝負を決められます。
また、言うまでもないですが普通に超過で使えばフィニッシャーにもなりますね。
2《隔離する成長/Sundering Growth》
1《士気溢れる徴集兵/Zealous Conscripts》
わりとなんとなくで突っ込んでみました。
以上です。
何かしらデッキ制作の参考になれば、私としても嬉しいです・・・!
コメント
まぁXドローはスフィンクスの啓示でも良いんじゃねーかと思いました。1、2積みが多くて調整している感じがひしひしと伝わってくる。
スフィンクス確かに!いいと思います!!お金たまったら試してみたいと思います。
私は結構ピン積みとか大好きです。一般的には悪いみたいですけどね。